突然の不登校でお困りの保護者様

　原田です。不登校は突然やってきます。「昨日まで学校行ってたのに」「朝、起きてこない」といった具合です。しかし、それは積み重なったものが、突然溢れ出てきた現象で、ちょうどコップの水が溢れるようなもの。この水はストレス。この水を掻きだすか、コップの大きくするしかありません。本当は、自分でストレスと言う水を、上手に抜ければいいのですが・・。

 

　私の事務所にカウンセリングに来られたクライアント様。症状は、摂食障害と不登校。三食、指を口に入れて、すべて吐いてしまうとのこと。母親と来所されましたが、2回のセッションで治りました。一度目のカウンセリング後、翌日電話が入りました。

 

母親「カウンセリングの後の夕食も、吐いてました・・・」

私「そうですか・・・」

母親「それが・・・、胃液が出るまで吐けなかったと言いまして・・」

私「そうですか、胃液が出るまで吐く必要がなかったのでしょう、一週間後お待ちしています。」

 

一週間後のカウンセリングセッション

娘「もう吐いていません」

私「どういうこと？もうちょっと詳しく教えてくれる？」

 

娘「やりたいことが見つかったの、旅行、趣味、バイクや車にも興味ある。全部やりたい」

母親「私も反省しました。娘をコントロールしてたことに気づきました・・」

私「お母さんよく決断されましたね、ありがとうございます。

母親「逆に私の方がすっきりしたというか楽になりました」

 

　詳しくは割愛いたしますが、自律訓練や、カウンセリング＆コーチングセッションを実施した結果、思いもよらず、早く思考に変化が起こったケースでした。今は、ふくよかなほっぺになっていました。もちろん、学校にも行けています。

 

　ほっとけば、不登校どころか、命に関わる摂食障害・・・。親御さんの勇気と行動に感謝しかありません。

 

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